メイクセラピー検定とは「心理カウンセリングを取り入れたメイクアップ技法」の検定試験です。化粧はもともと「化粧療法」という手法があるほど、メンタルに良い影響を与えるものです。メイクセラピーはその化粧療法の一環として、美容だけでなく医療・福祉の分野で活躍しつつあります。
メイクセラピー検定は3級から特級まで全5級の称号があり、それぞれで受験料や試験内容が異なっています。それぞれ級に対応した公式のテキストから出題され、準2級以降は実技試験も含まれます。3級では「メイクセラピーの概要を理解している」ことを検定する知識試験です。受験期間は通年で、自宅からオンラインで受けられます。受験料はオンラインで3,300円、郵送で5,500円です。準2級はメイクセラピーの概要を踏まえた上で、メイクを自分に施せるかという「セルフメイク」の実技が入ります。こちらもオンラインで受けられ、メイクした画像を提出します。受験料はオンラインで5,500円、郵送で7,700円です。2級試験は、筆記試験は自宅で行えますが、オーダメイドメイクの実技試験は6月・11月に東京、名古屋、大阪の試験会場で行われます。受験料は8,800円です。1級試験は筆記試験も実技試験も、6月・11月に東京・大阪の試験会場で行われ、受験料は11,000円です。最上認定である特級試験は「プロのメイクセラピストとして活躍できる」認定です。筆記試験、オーダメイドメイク実技試験ともに9月に東京の試験会場でのみ行われます。受験料は13,200円、加えて認定講座受講料として58,300円が必要です。